2型糖尿病の私が行っている血糖コントロール法のまとめ【血糖値スパイクにも役立つ】

糖尿病にかかった人は血糖値の管理が必要になりますが、今のやり方に落ち着くまではいろいろと試行錯誤しました。

この記事では主に以下のような人を対象に、2型糖尿病である私がどのように普段、血糖値の管理(血糖コントロール)をしているか解説します。

  • すでに2型糖尿病と診断されている人
  • 「血糖値スパイク」に関心のある人

※1型と2型では話の前提が違う可能性があるので、ここでは主に生活習慣が原因であると言われている2型糖尿病の話として読んでください。

3つの管理方法

私は2型糖尿病と診断されて3~4年経ちます。

糖尿病を放置すると深刻な合併症(目が見えなくなったり足を切断する必要が生じたりします)を引き起こしますので、症状を進行させないことはとても大事です。

しかし、血糖コントロールが正しく行われていれば健康な人とそう変わらない生活ができます。せいぜい食べるものが制限される程度で済みます。

そのため、HbA1c(過去1カ月~1カ月半の血糖値の平均)の値が高くならないよう、食事の内容には十分に注意を払っているのです。

血糖値の管理方法にはいろいろありますが、私は以下の3つの方法を取り入れています。

健康診断の血液検査

健康診断で行われる血液検査の検査項目にはHbA1cが含まれていますので、その数字を確認します。これは基本中の基本ですね。

自分は健康だと思っている人でも、HbA1cの数値が要注意に当てはまっている人は血糖値スパイク(食後高血糖)の可能性があります。

※血糖値スパイクについてはサンドボーイの「おしえてドクトル!」(血糖トレンド編)|糖尿病ネットワークにわかりやすい説明があります。

これを放置すると糖尿病に移行する可能性や動脈硬化などにつながるおそれがあるので、HbA1cの値が正常値でも高めな人は診療所で詳しく検査してもらうのがおすすめです。

献血

献血をすると血液検査の結果を後日、知ることができますが、その項目の1つに「グリコアルブミン」という値があります。

これは、HbA1cと並んで血糖値の状態を知るためのもので、過去2週間程度、血糖値が高い状態が続くとその値が上昇します。

今は「ラブラッド」というサイトに登録すると、献血の結果をネットで管理することができます。以下のように項目ごとの値の推移をグラフで表示してくれるので、とても便利です。

献血はできない人もいますが、できるのであれば他人の役にも立つので積極的に利用してみてください。

フリースタイルリブレによる管理

当初は指先に針を刺して血液を採取するタイプの機器を利用して血糖値を計測していたのですが、次第に指が痛くてイヤになってしまいました。

この針で刺すわけですが、1回や2回ならともかく何度も測っているうちにイヤになる人は多いと思いますよ。

そこに救世主として私の前に現れたのが「フリースタイルリブレ」という商品です。以下は公式動画なので英語になっていますが、日本語の製品もあります。

以前は医療機関でないと買えなかったのですが、今はAmazonでも売っています(以下はセンサー。リーダーも別途、必要です)。

これは、腕に装着しておくだけで2週間、持続的に血糖値(正確には血液ではなく間質液中のグルコース)の推移を記録してくれるので、何度も針を刺す苦痛から開放されます。

しかも、何を食べたらどう血糖値が推移するのかということがわかるので、どんな食べ物をどう食べれば安全なのかがわかります。そのため、とても便利なのです。

専用のソフト(パソコン)からデータをダウンロードして、以下のようにExcelでグラフを作っています。この日はお昼に食べたものが高血糖を起こし、インスリンが一気に出て急降下していることがわかります。

測定が終わったあとに腕からはがしたセンサーがこちらです。真ん中に針がありますが、これは指で触るとグニャッと曲がります。装着中にチクチク痛むことはありますが、刺すときに痛みはありません。

なぜフリースタイルリブレで食事ごとの血糖値の推移を見ているのかというと、無用な食事制限をしたくないからです。

食べることは大きな楽しみの1つなので、何でもかんでもダメと決めつけて制限をしていたらQOLが落ちますよね。

加工食品ならその食品に含まれている糖質の量が記載されていますが、糖質の量が同じでも同じように血糖値が変化するとは限らないです。そのため普段好んで食べているものは、どのような血糖値の変化を引き起こすか確認しておくことが必要と考えています。

フリースタイルリブレで食事の内容ごとにどんな血糖値の上がり方をするか調べておけば、食べても大丈夫なものとそうでないものの区別がつきます。

そのため、センサーの価格は決して安くはありません(医療機関で買うと8000円、通販だと少し安いです)が、コストパフォーマンスではとても優れています。すでに糖尿病だとわかっていてまだ使ったことがない方は、ぜひ1度、試してみてください。

今はAmazonで買うこともできますが、できれば医師の診察を受けて説明を聞いてからにしたほうがいいです。

そのときは、診療所で販売していたらそこで買いましょう。初めてのときは装着が不安だと思うので、診療所で装着するほうが良いです。

フリースタイルリブレは健康でない人のためのもの

YouTubeで、健康な人がダイエット目的でフリースタイルリブレを利用しているのを見たことがありますが、これはあまり意味がないと思います。

健康な人は糖質を摂るとすぐにインスリンの追加分泌が起き、速やかに血糖値が下がるからです。GIがどうとか気にして数値の変動を見ても、ほぼ何の意味もないと私は思います。

しかし、HbA1cが正常範囲内にあっても血糖値スパイクを起こしている人や、すでに糖尿病と診断されている人にとってはまさに「神」アイテムと言っても過言ではありません。

興味があるならぜひ、まずは医師の指導のもとで利用してみてください(いきなりAmazonなどで買って自分で始めるのはおすすめしません)。