電力会社を新電力に変更してみた

2016年4月から電力の小売が自由化されています。

私は過去に何度か電力会社の変更を検討したことがあるのですが、電気代を試算してみてもそれほど変わらなかったので、変更してきませんでした。しかし今回、いろいろ考えた結果、変更することにしました。

そこで、この記事では私が新電力(大手10社以外の電力会社)に申し込んだときの体験談を紹介しますので、参考にしてください。

約4人に1人が電力会社の変更を経験済み

COOPが行った調査によると、電力の小売が自由化された2016年からの3年間で、実際に電力会社を変更した経験のある人の割合は23.8%という結果が出ています。約4人に1人ですね。

切り替えを検討中の方や、同じ電力会社で料金プランを変更した人を含めると約43%で、さらに切り替える予定がないと回答した約47%のうち半数近くは「切り替えてもメリットがない」と回答しています。これらをトータルすると、約4人に3人は切り替えを検討したと言ってもいいでしょうか。

自宅に設置されている電気メーターがアナログメーターの場合、たとえ料金が変わらなくてもスマートメーターに切り替わるのでメリットがあります。スマートメーターなら30分単位で電力の消費量がわかるので、節電意識が高まるのです。これだけでも新電力に切り替える価値はあると思います。

【アナログメーター】

【スマートメーター】

なお、新電力に変えてもこれまでと同じように電力の供給を受けられます。新電力に変えたからといって停電する回数が増えるようなことはありません。

また、契約の変更は新しい電力会社への申込みだけで済みます。現在、契約している電力会社の解約手続きが必要ないのでとても簡単です。

「エネチェンジ」を利用すると簡単

新電力に切り替えることに興味がわいても、どこの電力会社に申し込んで良いか悩むはずです。

ネットで検索すれば電力会社はたくさん見つかりますが、自宅がその会社の供給エリアになっているとは限りません。1社ずつ調べるのはとても面倒です。

しかし、「エネチェンジ」というサイトを利用すれば、住所を入力するだけで自宅へのサービス提供が可能な電力会社のみを候補として表示してくれるので簡単です。

また、電力会社によっては契約するとAmazonギフト券などの特典がもらえるのでお得です。

ただし、特典をもらうには半年以上、契約を続けるなどの条件があります。特典がもらえる条件は小さい文字で書かれているのでしっかり確認しましょう。

また、特典を受け取れるのは半年以上先になることも知っておいてください。

検討の過程

エネチェンジで候補としてあがった電力会社の料金プランを検討してみました。

私の場合は18種類のプランが候補として表示されましたが、そのうちミツウロコでんきの「従量電灯B」とGREENa(グリーナ)の「スタンダード ファミリー」に絞り込みました。以下の画像のとおり、初年度は約1万円ほどお得になるという計算です。

そして、「くらしTEPCO」(東京電力エナジーパートナーのマイページ)から毎月の消費電力量を把握し、各社の電気代を試算しました。

電気代の単価と基本料金は以下のとおりです(グリーナは値引きなしの料金)。

そして、年間の電気代を試算した結果は以下のとおりです(オレンジ色は最安値です)。

これを見ると、ほとんど変わらないことが分かりますね。

あとは特典の違いです。ミツウロコはAmazonギフト券1万円分、グリーナはAmazonギフト券8000円分と契約後1年間の電気代の割引です。

ただし、ミツウロコは契約から半年が経過すれば特典を受け取れますが、グリーナは1年間、契約を続けないと受け取れません。

一番安いのはグリーナですが、契約を1年間続けなければならないところが引っかかったので、最終的にはミツウロコにしました。

おわりに

電力会社を選ぶのはやや面倒ですが、手続きそのものはとても簡単です。

また、電気メーターがスマートメーターに変わるメリットもとても大きいです。

私は新電力と契約する前からスマートメーターが設置されている住宅に住んでいるのですが、30分単位の消費電力量をチェックできることで、エアコンの使い方を変えると電気代がどう変わるかが分かり、電気代の節約につながっています。

エアコンはスイッチをこまめにオフにするよりつけっぱなしにするのがお得という話がありますが、我が家の場合はどうやらそうではなさそうです。

こうしたメリットもあるので、せっかく自由化されたのですからぜひ電力会社の変更を検討してみてください。