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帝王切開での出産なら、医療保険から保険金がもらえます

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医療保険に加入している女性が帝王切開で出産する場合、保険金(給付金)を受け取ることができます。医療保険に加入していなかったとしても、出産育児一時金もありますし、健康保険も使えますので、費用についてはそれほど心配いりませんよ。

帝王切開では保険金はいくら出る?

医療保険に加入している女性が帝王切開で出産する場合、保険金を受け取ることができます。

どんな保障内容の保険に入っているかにもよりますが、一般的な医療保険の場合、

・入院給付金
・手術給付金

この2種類の保険金(給付金)を受け取ることができます。

例えば入院1日あたり8,000円、手術給付金が手術の種類によって入院給付金の10倍、20倍、40倍のいずれかであるとすると、入院日数が7日なら、

8,000円×7日+8,000円×10倍=136,000円

これだけの金額を保険会社から受け取ることができます。手術給付金については入院給付金の10倍というのが一般的です。

もし、すでに医療保険に加入しているなら、帝王切開の場合は保険会社からこれくらいのお金がもらえるという算段はしておいても大丈夫です。保険証券を確認し、いつでも請求できるように手続きをチェックしておきましょう。

帝王切開で医療保険に入ってないけど大丈夫?

出産自体は病気ではありませんので、基本的には健康保険が使えません。そのため、かかった費用の3割負担とはなりません。

しかし、帝王切開は病気と同じ扱いになりますので、健康保険が使えるようになります。

健康保険が使えると、高額療養費制度という仕組みのおかげで実際の負担はかなり少なくなります。

仮に病院で50万円の費用が発生しても、あなたが一般的な所得なら、最終的に負担する金額は8万円程度になります。

高額療養費制度について詳しくは以下のサイトを確認して頂きたいのですが、
全国健康保険協会(協会けんぽ)ウェブサイト

計算式で示しますと次のようになります。

80,100円+(500,000円-267,000円)×1%=82,430円
※所得区分は「区分ウ」で計算しています。

この計算式ですが、要するに、病院で発生した医療費のうち267,000円までは3割(267,000円×3割=80,100円)で、それを超える分はわずか1%の負担でいいですよ、という意味です。助かりますよね。

ただし、出産は健康保険が使えない費用(保険適用外)も多いので注意してください。

アメニティが充実した立派な産院でお産をすると、この健康保険が適用されない費用が多くかかります。

この記事をご覧の方なら、出産育児一時金として42万円を受け取ることができることはご存知かと思いますが、場合によってはこの42万円では足らず、持ち出しになる可能性があります。

通常、特に大きなトラブルがなければ出産育児一時金の42万円でだいたいおさまると言えます。オーバーしても10万円程度でしょうか。うまく金額が設定されていますね。

帝王切開に備えて医療保険に加入した方が良い?

あなたが現時点で妊娠前であるなら、医療保険に加入するのがおすすめです。

なぜかと言いますと、帝王切開で10万円くらいのお金がもらえるからではありません。

帝王切開をはじめ、異常分娩と呼ばれるものには多くの種類がありますが、私の知っている中で一番大変なのは、切迫早産になった時です。

切迫早産になると1ヶ月~2ヶ月くらい入院するケースがあります。この時に医療保険に入っていると、かなり助かるのではないかと思います。

奥さんが入院していると、家のことがなおざりになるケースがよくあります。特に、すでにお子さんがいる場合、食事は外食やコンビニ弁当で済ませたりするダンナさんの姿が目に浮かびませんか?

こんな時、入院1日につき5,000円くらいでももらえたら助かりますよね。

切迫早産の体験談はネットにたくさんありますので、そもそも切迫早産についてあまり詳しくないという方は、検索して読んでみてくださいね。

まとめ

帝王切開であれば以上でご説明してきたとおり、仮に医療保険に入っていなかったとしても何とかなります。

でも、あなたがこれまで、保険の相談をしたことがなければ、一度きちんと今加入している保険の見直しをしてもらうことをおすすめします。なぜかと言いますと、結婚や出産のタイミングで保険の相談をする人が一番、多いからです。

ご主人に万が一のことがあった場合の生活費や、お子さんの学費をためのための学資保険など、お子さんが産まれるにあたって避けては通れない問題がたくさん出てきます。そのため、保険のことも真剣に考えるべきです。

保険の相談なら保険ショップに行くか、ファイナンシャルプランナーで保険の取扱いをしている人にするのが良いです。ファイナンシャルプランナーなら保険以外のことも相談できます。

医療保険は妊娠が分かってしまうと保障内容に制限がついたり、加入できなくなることがあります。もし、医療保険だけでも入っておこうと思うなら、なるべく早めに検討するのがいいですよ。

  • この記事を書いた人

横山 拓哉(FPライター&ブロガー)

FP(ファイナンシャルプランナー)として保険屋をしていましたが、医療保険不要論に悩まされ、1本も保険を販売することなく1年で辞めました。プロフィールや料金表(ライター)はこちらに掲載しています。

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