【体験談】尿管結石が治ったので、その時に集めた情報をまとめてみた

先日、私は尿管結石にかかりました。そのときにいろいろと大変な思いをしたので、治療中に集めた情報をまとめておくことにしました。

この記事は結石ができ、今まさに治療中の人を想定して書いています。何かしらお役に立つことがあればと考えています。

尿管結石は決して珍しい病気ではなく、誰もがかかる可能性があります。かかったときにどんな症状が出るのかということだけでも知っておいてください。

突然の激痛

夜の12時頃、腰のあたりの激痛で目が覚めました。

私は普段、ダンベルを使ってスクワットをしているので、最初はダンベルの持ち方が悪くてギックリ腰にでもなったのではないかと思いました。しかし、冷静に痛みの発生場所を感じるようにしてみると、次第にこれは内蔵の痛みではないかと思うようになりました。

しばらく様子を見ていましたが、一向に痛みがひく気配がなかったので、万が一のことを考えて救急車を呼んで病院へ行きました。

ちなみに救急車に乗ってから搬送する病院が決まるまで、10分くらいの時間がかかりました。3つくらいの病院に断られていたようです。

尿管結石なんて治ってしまえばどうってことない病気ですが、これが急性心筋梗塞とか脳卒中のような急を要する重い病気だったらと思うとゾッとしました。

尿管結石との診断

病院についてからCTを撮って検査した結果、尿管結石と診断されました。結石だと分かった時点でたいした病気ではないと分かり、安心しました。

病院のベッドの上でしばらくのたうち回っていたのですが、座薬を使用したところ、30分くらいしてからウソのように痛みがスーッとひきました。座薬はすごい効き目です。

その後、しばらく様子を見てから自宅に帰りました。

そして、その日の午前中に再び病院に出向いて診察を受け、今後の治療方針について説明を受けました。

CTで撮影した結果、私の結石は以下の位置にあることが分かりました。

私の結石は2~3mm程度の比較的小さいものだったので、治療は自然排出を待つしかないとのことでした。薬をきちんと飲み、水をなるべく多く飲んだ上で運動をしてくださいとのことでした。

運動と聞いたときは疑問に感じましたが、プールで泳いだあと、耳に入った水を抜くためにジャンプするのと同じようなものでしょう。結石の石は小さくて軽いですが、そうした物理的な刺激が単純に石を押し出す効果があるということだと考えられます。

処方された薬は次のとおりでした。

・ウロカルン(錠剤)・・・結石を出しやすくする薬
・コスパノン(カプセル)・・・消化管、胆道、膵臓、尿路のけいれんや痛みを抑える薬
・タムスロシン塩酸塩(カプセル)・・・尿が出にくいのを改善する薬
・痛み止め(錠剤)
・痛み止め(座薬)

1回の食事で結構な量を飲むので、たかだか結石でこんなに薬を飲むのかと甘く見ていたのがあとで災いしました。

座薬は本当に良く効きました。錠剤だと3~4時間くらいしか効かなかったのですが、座薬は10時間くらい効いていたようです。座薬は5錠しか処方されなかったのですが、もっと手元にあると安心できるなと思いました。

結石を早く出す方法はないのか?

先生からは、なるべく早く石を出したければ運動をよくして水をたくさん飲むようにとアドバイスされたわけですが、運動したり水をたくさん飲んだりしたくらいで出るものかと当初は懐疑的で、あまり真面目に取り組みませんでした。

それで、痛みを我慢するのが辛かったのと、当時の職場がゆっくり仕事を休ませてくれなかったこともあって、何とか早く治せないかと思って調べたのです。

その結果、体の外から衝撃波を当てて治す方法もあることが分かりました(体外衝撃波結石破砕術(ESWL))。
参考:体外衝撃波結石破砕術(ESWL)|総合病院 聖隷浜松病院

治療を受けている病院に問い合わせたのですが、土曜日だったので、問い合わせても泌尿器科の先生が不在で「分かりません」という回答でした。

仕方がないので他の病院を探したところ、日曜日でも診察しているところがあったので、そこへ行くことも検討しました。

費用は健康保険が効くので、せいぜいかかっても10万円くらいで済むはずです。かなり迷いましたが、もう1日だけ考えることにしました。

翌日は何とか我慢できるくらいの痛みになり、1週間くらいすると痛みもほぼなくなりましたので、結局その治療を受けることはありませんでした。

結石も大きいものだと1cmくらいになるらしいので、そうした大きいものは最初からこうした方法を用いて治療するのだと思います。

痛みがなくなったことで、ひょっとしたらもう石は出てしまったのではないかと錯覚するようになり、油断してあまり薬を飲まなくなってしまいました。これが間違いの元でした。

1ヶ月後の再検査

救急車で運ばれてから1ヶ月後、2回目の診察です。再びCTを撮って石の有無を確認したところ、残念ながらしっかりと残っていました。

すっかり痛みも引いていたので、気付かないうちに石が出てしまったのではないかと期待していたのですが、CTで見るとバッチリ映っていたのでガッカリでした。

それで、私はもう1ヶ月同じ生活を続ければ良いと軽く考えたのですが、次の検査までに出なければ手術だと言われて焦りました。

石と言ってもその辺に転がっている石とは違い、長く体内にとどまっていると良くない上、体の組織にくっついて出なくなるのだそうです。だから、次の診察で残っていたら手術で取り除くと言われました。

手術と行っても尿道から管を通してレーザーで焼き切るだけで、5分で終わる簡単なものだとのことです。

しかし手術となると、いくら簡単とは言っても10万円くらいのお金はかかるでしょうから、さすがにもうちょっと真剣に薬を飲まないといかんと思って心を入れ替えました。

その後、2回目の診察から1週間くらい経ったある日のことですが、洋式トイレで用を足していると尿道に痛みを感じ、ポンと石が出てきました。

出てきた物体は、まさに石です。見てすぐにこれだと分かるものが出てきたのです。石を見たければ、なるべく小用を足すときも洋式のトイレにした方がいいですよ。

これで手術しないで済むと思い、ホッとしました。

完治

3回目の診察ではCTに加え、血液検査と尿検査も行いました。

石が出てからは一切、薬を飲んでいませんでしたので一抹の不安はありましたが、無事に問題なしとの診断になりました。

ちなみに、以下の画像は血液検査の結果なのですが、検査項目の多いこと多いこと。3割負担で8000円くらいかかりましたが、本当にこんなに多くの項目を見る必要があるのかと疑問に思いました。

検査項目が多いほど費用もかかるはずですが、血糖とか本当に見る必要があるのでしょうか? シロウトだから分からないと思って、ドサクサに紛れて増やしているんじゃないですかね。

結石についての知識

体験談は以上ですが、治療中に調べて知った基本的なことをまとめておきます。

結石の種類

結石は、出来た場所(見つかった場所)によって呼び名が違います。

腎臓にできれば腎結石(腎臓結石)、尿管で見つかれば尿管結石、膀胱にできれば膀胱結石、尿道で見つかれば尿道結石と呼ばれます。これらは尿の通り道であることから、総称して尿路結石とも言います。

自覚症状の有無

あくまで私個人の体験談ですが、激痛が起こる1ヶ月くらい前から腰の当たりにピリピリとした痛みがありました。直接の関連については何とも言えませんが、結石の痛みが起きた場所と大差なく、治療を開始してからなくなりましたので、おそらく関連はあると思います。

また、数ヶ月前から頻尿の症状に悩まされていました。以前、人間ドックで前立腺が肥大気味であるという診断を受けたことがあったので、それが原因かと思っていましたが、治ってから頻尿は収まったので、これもおそらく関連していたのだろうと思います。

2回目の診察のとき、先生に頻尿の話をしたところ、石が悪さをしているのではないかとのことでした。

頻尿の症状は石が出る少し前まで続いています。おそらく、石が物理的に尿の排出を妨害しているのでしょう。

結石の原因

結石は、大半がシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムが固まってできたものだそうです。

結石の原因となる食べ物として、動物性タンパク質を多く含む食品、ホウレンソウ、紅茶やコーヒーなどが挙げられています。

これらの中で最も心当たりがあったのがコーヒーでした。特に最近は飲む量が増えていたので、おそらく一番の原因はコーヒーではないかと考えています。

そうすると、結石になりたくなければコーヒーは控えようという選択肢もあるでしょうが、私にはちょっと難しいですね……

結石は出産とどちらが辛いのか?

ネットで色々と調べていると、どこを見てもたいてい尿管結石は激痛を伴うと書いてあります。治ってしまうとちょっと大げさに感じますけどね。

それでふと、この痛みは出産の痛みと比べてどちらが辛いのだろうか気になって調べたのですが、両方とも経験した女性の体験談をいくつか見たところ、いずれも尿管結石の方が辛いとのことでした。

どうみても出産の方が辛そうに見えるのですが、出産はその先に子どもが産まれる喜びがあるから苦痛も軽減されるのでしょうか。結石なんて痛いだけですからね。

おわりに

今、尿管結石の治療中の人に伝えたいことは、

・痛みが引いても、石が出るまでは薬を飲み続ける方が良い
・できれば運動もした方が良い
・水をたくさん飲みましょう

この3点です。やはり、医師のアドバイスを無視してはいけませんね。

石は気付かないうちに出てしまうこともあるので、最終的にはCTで撮影して確認するしかないようです。

また、結石は繰り返す人が多いせいか、定期的に検査を受けて新たな石が出来ていないか確認している人もいるそうです。

その際は、体への負担が少ない超音波検査と尿検査で確認し、問題がありそうならCTで精密検査をするという方法を取るとのことでした。

私はちょっと迷いましたが、気になったら検査を受けるようにしようと考えています。